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理性とヒューマニズム

「理性とヒューマニズム」 真下信一著、大月書店

古い本ですが、内容が全く古くないことに驚かされます。
ひととして、心に刻んでおかなくてはならないたくさんの言葉がこの本にはあります。
こういう本は、電子書籍での斜め読み時代には、読まれなくなっていくだろうなぁと思うと、
地球の将来がほんとうに心配になります。

といいつつ電子にのせてみましょう。

「たとえば、ここに大小あまたの枝の繁った一本の大樹があるとしよう。樹はみずみずしい栄養分を大地から根、幹をつうじて吸いあげ、樹液を枝と葉に送りこむ。こうしてはじめて幹も枝も葉もいきいきと繁茂することができる。
 いうなれば学問とはこの樹の全体に、そして個々の諸科学はこの樹の幹に生える一本一本の大枝小枝に比すべきものである。ところでもしも枝が切り落とされて大地から根と幹をつうじて伝わる樹液が断たれるならば、枝はたちどころに枯死せざるをえない。科学もまたそれを真の科学たらしめる学問的精神の樹液を断たれるならば、条件しだいでは悪魔の科学にも堕しかねない。
 樹をいきいきと養い、枝と葉を繁らせる樹液は大地からくる。この母なる肥えた大地こそヒューマニズムにほかならなかったのである。」

ヒューマニズムという言葉の意味を、この文章を読んで初めて理解できました。

また気が向いたら自分のメモとしてここに書こうと思います。

201011152

いよいよ前身ごろの襟の減目に

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シルクショール完成

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ふぃ~

 


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