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アニイモウト

我が家の子供たちは,年子の兄妹。
妹が生まれたころ兄はまだ1歳半。おむつしてましたw

それから片時も離れずに育った二人。
ほんとーにほんとーに,お互いがいればなにもいらないというくらい仲良しでした。

忘れられないのは妹が小学3年生くらいのころ。

いつかはお前も,うちをでて,父さんや母さんとは離れて一人で暮らすんだよ,
なんて話をしてたら泣きだしていった一言が
「〇〇くん(兄の名前)もいないの?」
そーかそーか,父さんよりも母さんよりも,兄貴か,君が一番そばにいてほしい人は。
と,母はじ~んときてしまいました。

兄貴は兄貴で,とある夏休み。おじいちゃんのお家にいってたときのこと。
ちょっと変わったセミの抜け殻を見つけた兄貴。
それがツクツクボーシのそれと分かった途端,
「○○~!!!ツクツクボーシの抜け殻みつけた~!!」と走り出しました。
父さんでも母さんでも爺ちゃんでも婆ちゃんでもなく
妹に真っ先に駆け寄った息子・・・。


いつもいつも兄貴がちょっとだけ前をいき,その後を妹が安心してついていく。
そんな関係が変わってきたのはいつごろからでしょう。
いまはあまり話をすることもなく,距離があるわけではないけれど,
仲睦まじいという感じはなくなりました。中2と中1ですから当たり前でしょうか。


兄貴の世界が広がりはじめて,友達と盛んに遊び始めたころ。
妹はなんとなく周りにとけこめなくて,一人ぼっちでいることが多くなりました。
妹には,人間関係を広げるにも努力がいるんだ,がんばれ,といったりしましたが・・・

今になって思えば,
妹の世界の99%を占めていた兄貴が外に目を向けるようになり,
ちょっと途方にくれていたのかもしれないね。

悪いことにそのころの学校は必ずしも良い環境ではなく,
学級崩壊的な毎日だったり,
仲良くしていたお友達がクラスメートからいじめられたり。
ちょっと閉じこもりがちになるのも仕方がなかったかな。

いま妹は部活の友達とだんだん盛り上がってきて,
毎日楽しく過ごしています。いまはクラスも楽しいようで,
毎日いろんなことを報告してくれるようになりました。
彼女自身は自覚がないだろうけど,母からみれば別人のようです。

兄離れできたんだね。それは喜ぶべきことだね。

これからさき,それぞれの世界を旅して自立して,
また仲良くなってくれるといいな,と母はおもいます。

頑張れ二人。

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