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夏休みおわった(T_T)

Matsu_2

夏休み終わってしまいました・・・あーあ・・・


今回は常磐道を通って北上しました。
アクアマリン福島に寄りたかったなぁ~と心を残しつつ岩手へ。

初日はお家の草取りに明け暮れ、
翌日はお庭でバーベキューやら花火やら楽しみ、姪っ子たちはそのままお泊り。
3日目に三陸へ行きました。

姉が道案内をしてくれたんですが、先生だけあっていろいろ情報があります。
あの学校では子供たちが校庭にいたら、近所のじいちゃんが「山さあがれ」といって
全員山に登って無事だった、とか。
いつも避難訓練でこの階段の上に生徒を全員あげてたんだけど、
ほんとにこの階段まで水がきたんだ、とか。
ここの電気屋のおかあさんは、むかいのじいちゃんを助けようとして流されたんだ、とか。
学校にのこっていた小学生を、となりの中学校の生徒が連れて逃げてくれたんだ、とか。
(最後の話は「釜石の奇跡」として全国区で紹介された鵜住居の話です。)

たくさんの話がありましたが一番心に残ったの話は。

学校が避難所になったとき、誰をどの教室に配置し、食事や物資をどう分配するか、
仕切ったのはその学校に勤務する先生だったということです。

当然のことでしょうか?

自分の職場がそうなったら、だれでもそのように動くのかもしれません。
でも、先生であればこそ、地域がどのようにつながっているかを知り、
生活の基盤を整えることができるのだと思います。非難の的になりがちです。
どうして先生ってこう、目の敵にされるんだろうと思うこともしばしば。
その有能さ、地域への貢献度の高さがもうすこし認識されてもいいんじゃないかと思います。

学校は重要な地域の防災拠点です。
その拠点に勤務し、いざとなったら防災行動の先陣に立たされる「先生」を、
もっと見直してほしいなぁと切に願います。


以下、日記がわりです。畳みます

遠野をとおり、仙人道路へ。トンネルぬけたらあっというまに釜石。そこから海へ・・海へ・・・。

「ここより津波浸水想定地域」みたいな看板が見えたと思ったら、
壊れたままの建物や、基礎だけが残った草むらが表れてきました。
テレビで何度もみた釜石の港ですが、時間がなくやむなく通過して一路山田へ。

途中、「つぎはここで海水浴をしよう」といっていた浪板海岸へ。しかし・・・
砂浜がすっかりなくなっていました。地盤沈下と、津波のためでしょうか。
車を止めた道路は海面からかなりの高さなのですが、
その高さまで津波がきたことを、壊れたホテルが物語っていました。

そして山田へ。

皆でお昼ご飯のラーメンなど買った薬王堂は、看板だけを残してすっかりなくなっていました。
三鉄の駅は、ロータリー跡でそれとわかるだけで、文字通り跡形もなくなっていました。
姉の住んでいたアパートは、信じられないくらい何事もなく建っていました。
みんなで花火をした駐車場もそのまま。でも、姪っ子に引っ張ってつれてこられた公園は、
全面仮設住宅で埋まっていました。
姪っ子の通った学校と、姉が勤務していた学校、斬新で立派な校舎でしられる中学校と
見て回りましたが、どこも仮説住宅が立ち並んでいました。
それでも子供たちのために校庭としてのスペースが確保されていて、
なんとも・・・なんとも胸が苦しくなる光景でした。

被災地に立つ仮店舗でお昼ご飯の「めかぶラーメン」をいただきました。うまいのなんのw
オランダ島をみに港にいくと、港はまだちゃんと機能していないようでしたが
停泊している船もあり、沖には養殖いかだがたくさん浮いていました。
夏休みのせいか人も車も多く、道の駅という道の駅はごった返して活気にあふれていました。

そこから一気に海岸線を南下して、陸前高田へ。
一本松を残してすっかりなくなってしまった高田松原。
松林を抜けて見える砂浜・・・子供のころの記憶の中の高田松原はどこにもありませんでした。
海の色と、空の色と、半島の形だけが変わらずにありました。

陸前高田には、5階建てのマンション(団地?)がそのまま残されていて、
津波が押し寄せた高さがよくわかりました。本当に、途方もない高さです。
だれもあの建物の4階にいて、津波がここまで来ると思う人はいないでしょう。
スーパーマイヤ、体育館、県立高田病院・・・
遠くからみるだけでしたが・・・


あちこちに積み上げられた膨大なガレキの山と、いまだに撤去できない被災した建物。
綺麗になったといってもまだまだ被災の爪痕は深く、大きく、目の前に迫って立っていました。

立ち上がろうとする人々の、その頭を押さえつける、
政府の愚、原発事故に起因する様々な弊害に、腹をたてても仕方がない。

できることを、できることから。

決意を新たにした1日でした。

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